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クチコミ分析
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食べる美容に消費者は何を求める? 中国SNSクチコミ分析で見てみよう

内側からの美を追求しようとする中国の女性たち。そこで徐々に広がっているのが服用型の美容サプリメントである。 ではその服用型の美容に関して消費者はどのような意識を持っているのだろうか。トレンドExpressの有するクチコミ分析の簡易調査機能を用いて、その消費者のトレンド、注目ブランドを探ってみた。 少ないながらも安定件数。今後の動きにも期待 まずは「口服美容」のキーワードでどのくらいのクチコミがなされているのかを、簡易調査で見てみよう。 【グラフ】「口服美容」キーワード件数の月次推移

クチコミ分析
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内面から美しく 中国で広がる「食べる」美容市場

美しくありたい。 そう思うのは洋の東西、性別の如何に関わらず、誰もが思う事。中国では特にその意識と欲求は高く、常に新しい美容ニーズが生まれている。 その中で、2020年から徐々に注目を集めているのが「口服美容」、つまり経口服用によって得られる美容効果のこと。 2021年1月にはその新しい動きも見られた中国の服用型美容市場を俯瞰してみよう。 内面から美しく。「食べる」美容に注目 中国ではとにかく美容に関する市場が伸びている。 毎年5月に上海で開催される国際美容博覧会も年々規模が拡大しており、化粧品市場自体も

越境EC
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【抖音分析】Vol.0 中国はTikTokでショッピング 抖音ECは中国EC市場改革者となれるのか?

若者を中心に世界的な「中毒」を巻き起こしているのがショートビデオアプリ「Tik Tok」。Z世代の求める“映え”る自己表現を可能にするアプリとして、多くの若者が自身の動画作品をアップしている。 しかし、中国国内における本家本元版の「抖音」は、世界とは異なる進化を見せている。 その新しい動きを見せているのが「抖音EC」だ。 今回はその抖音ECが目指している方向について考えていこう。 中国におけるTik Tok「抖音」とは 抖音。 日本では呼ばれ方が難しい。そのままカタカナを使って「ドゥイン」と呼ばれるケース

インバウンド
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オフライン消費から新たな旅行モデルまで 2021年の労働節を見る

2021年も5月1日の労働節、メーデー休暇を迎えた。 前年は新型コロナの外出規制が緩和されたばかりという事もあったため、人出・消費ともに落ち込みが見られた。 では、一定の落ち着きを見せている2021年の労働節はどうだったのだろうか? 公開されている情報からその様子を見てみよう。 ▼無料会員に登録すると記事の更新情報や過去セミナー(一部)の視聴が可能に 無料会員登録はこちら ▼2020年の労働節の模様は 中国Afterコロナの動向は? 初の大型連休から考える 2020年を大きく超える2021年労働節観光 「

越境EC
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運動、漢方 中国の不眠症状解消法のあれやこれ

眠れない、眠れないと嘆いていても問題の解決にはならない。 中国の「眠れない消費者」たちはあの手この手で睡眠障害に立ち向かっている。今回はクチコミ調査で行なった想定される不眠対抗手段を見つつ、中国の消費者たちがい介して不眠と戦っているかをみていくことにしよう。 ▼これまでの記事 春眠できない消費者たち 「不眠大国」中国の状況は? 原因は意外な飲み物? 中国不眠事情クチコミ分析 不眠解消法は運動。スポーツ愛好家も睡眠との関連性を認知 トレンドExpressでは中国の不眠事情を知るべくクチコミ調査を実施した。そ

クチコミ分析
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ライブマーケティングも新しいレギュレーション ライバーの責任も明文化

4月23日、中国では「中国互聯網信息弁公室」、「公安部」、「商務部」、「文化和旅游部」、「国家税務局」、「国家市場監督管理総局」、「国家広播電視総局」の7部門連名で新たなレギュレーションが発表された。 それが『網絡直播営銷管理弁法(試行)』、すなわちライブを使った販売宣伝行為に関する管理指標である。 3月15日「中国消費者権益の日」に発表されたオンライン交易全般に関する法律から一歩踏み込んで、拡大加熱する中国でのライブコマースの健全な発展を促す目的があると思われる。 今回はその中のポイントだけ見ていこう。

越境EC
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原因は意外な飲み物? 中国不眠事情クチコミ分析

中国で増えている「不眠」人口。常にスピードアップする社会の中で、消費者は「眠りたくても眠れない」という悩みを抱えている様子。 では、そんな不眠に関連するクチコミからは、どんな原因が見えてくるだろうか?眠らない国中国の眠れない背景、Weiboでのクチコミ簡易調査から見てみよう。 ▼前回記事 春眠できない消費者たち 「不眠大国」中国の状況は? 年末は眠れない日々 クチコミから見える中国の不眠規模 前回見てきた不眠人口約3億人ともいわれる中国。「眠り」に関する市場も注目を集めている。 ではそうした不眠を感じてい

インバウンド
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【Column】新しい世代に新しい旅を 新型コロナから変わる中国の観光業

インバウンド、訪日観光客が日本から消えてすでに1年余りが過ぎた。いまだ新型コロナの猛威は収まらず、訪日観光客がやって来るのも日本におけるワクチンの普及、新型コロナの落ち着きを待つほかない。 中国の大手旅行予約サイトが、そんな2020年における中国の若者の観光事情に関するレポートを発表した。 主に盛り上がりを見せたのは国内観光だが、そこから将来の中国での観光業の形と訪日観光の可能性を考えてみよう。 大きく低迷した2020年の中国観光業界 中国では2020年、新型コロナウイルスの影響によって、観光業も少なから

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春眠できない消費者たち 「不眠大国」中国の状況は?

春眠不覚暁(春眠暁を覚えず)。 日本は現在、気候も良く、ついウトウトとしてしまいそうな季節である。まさに仕事をさぼって昼寝するにはまたとない季節である。 しかし、お隣の中国ではこの「眠り」が問題になりつつある。 今回はまず、中国の公開されているデータから、中国の「眠り」に関連した問題についてみていこう。 対象人口「3億人」? 眠りに問題を抱える中国社会 中国の「眠りの問題」とは、いわゆる「不眠」である。 医学的に「不眠症」と診断されている人や「不眠気味」など、睡眠の質に問題を抱えている人たちを合わせると、

クチコミ分析
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【日中文化考】中華圏独自の出産後文化「坐月子」~現代化に伴う悩みに商機が?

中国と日本では文化的な違いがいくつか存在するが、出産、子育てに関しては習慣や考え方には大きな差異があり、双方で驚くことが多い。 その一つに「坐月子(ヅォユエズ)」と言う、出産を終えた女性がのんびり過ごす週間がある。 日本人にとっては聞きなれない習慣だが、日本にない習慣となれば、同時にその裏には日本人にはない新しい価値観があるはずだ。 今回は坐月子とは何か、坐月子を迎える中国人がどんな心理状態なのかを探ってみよう。 中華圏にある独特の出産後文化「坐月子」とは? 「坐月子(ヅォユエズ)」と言う言葉を初めて聞い