すでに日本でも報道されているように、中国の「反壟断法(独禁法)」違反によって、中国のEC業界最大手であるアリババに罰金処分が決定した。 その金額は182億元余り、日本円にして3000億円超という、中国の独禁法違反においても最高額の処分となった。 この処分によって、中国のEC業界には何か変化が起こるのだろうか?簡単に考察してみた。 客流をすべて握っていたアリババの支配的地位 今回、アリババが処分を受けた容疑は「二者択一の強要」である。 今回の処分、もちろん市場の健全化に向けた独占禁止という一面もあるが、タイ
