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クチコミ分析
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【column】 中国消費者、外出できない悩みは数多く。 新たな商機足り得るか?

中国政府の公式数値を見る限り、少しずつ収束への希望が顔をのぞかせた中国のコロナウイルス。しかしながら、元通りの暮らしとなるにはもう少し時間がかかりそうだ。 外出を控え、自宅で過ごす時間が増えた中国の消費者たち。大きく変わった中国の生活の中、ビジネスもそれに合わせて変革を続けている。 今回は中国の報道から、この期間中の消費者向けサービスの状況を見てみよう。 ひたすら「寝る」動画になんと1000万人以上が この普段とは異なる春節中、あるライブが中国の注目を集めた。そのライブの内容は、ただ男性が「寝るだけ」とい

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華やかにロマン漂う中国のバレンタイン。 今年は…?

2月14日はバレンタイン、中国では「情人節」と呼ばれ、「七夕」や「520」と並ぶ恋人たちのイベントの日。 今年は非常時とあり、例年通りとはいかないものの、恋人たちの日、中国消費者がどのように過ごしているのかを振り返ってみよう。 日本では定番のアレ、中国では? 日本ではバレンタインといえばチョコレートというのが定番。では中国では? 残念ながら「バレンタイン=チョコ」という概念はない。そもそもバレンタインに、しかも女性から男性へチョコレートを贈るのは日本独自の習慣。さらに言えば中学や高校は「勉強一筋」で、日本

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【column】 収束が見えない新型肺炎 中国の消費者はどう生活している?

普段とは全く異なり、緊張感で満ちた春節となった2020年。上海などではすでに出勤が始まっているものの、在宅勤務をするなどいまだに以前の状況に戻ったとはいいがたい。 このコロナウイルスという大きな災害を前に、中国の消費者たちは春節中どのような状況にいたのだろうか? 日本の報道では見えてこない、普通の消費者の状況を中国の報道やインタビューを通じてみてみよう。 トレンドViewerでも見えた2020年春節の特異性 2月14日15:00公開のトレンドViewer週次ランキングでは、中国SNSでつぶやかれた「買いた

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中国女性のスキンケアは「食」 若者にも浸透する「養生」とは?

中国といえば「食」の国。日本でも数多くの中華料理店があり、東京などでは中国の地方料理を楽しめる店も少なくない。 しかし、中国の「食」は決してお腹や舌を満たすだけのものではない。食、漢方、美容は一体化しており、年齢層を問わず「食による美容」が定着している。 中国市場で売れ行きの日本商品といえばスキンケア、ついで健康サプリメントであるが、さらなる市場拡大を狙うためにも、中国女性消費者のスキンケア手法ともいえる「養生」について理解しておこう。 食べ物が体調を左右する~中国の「食」 まず、中国の伝統的な「食」の考

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中国女性のホンネVol.8~不動産コンサル会社経営の姚さんの場合

Text・Photo:配島亜希子 独身アラサーで不動産コンサル会社の社長をしている姚さん(35歳)。 陝西省西安市で生まれ、大学卒業後は中国国内をあちこち旅して回り、最終的に上海に腰を落ち着けました。企業に勤めながらMBA(経営管理修士)を取得、カフェの運営に携わったり、台湾人と起業したりと様々な社会経験の持ち主です。 3年前に自分の会社を設立し、今の月収は上海の平均水準をやや上回る約2万元(約32万円)。社交的でアグレッシブ、仕事もプライベートも謳歌しているその姿は“上海の独身アラサー女性”の象徴かもし

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その施策に根拠はありますか?
「カスタマイズ 分析レポート」

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中国市場で勝つために…
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素早く効いて体に優しい 日本の普通の風邪薬が神薬になるわけ

中国消費者から熱い視線を注がれている日本の商品は多々ある。スキンケア、ベビーマタニティ、そして「薬」。特に日本ではあまりに一般的過ぎて気にしたことのない「風邪薬」も中国では「日本の神薬」の列に加わっている。 今回はクチコミデータから中国消費者の日本の風邪薬への印象を紐解いてみよう。 おさらい、中国消費者の日本神薬人気 中国の消費者の間で日本の薬、特に処方箋のいらない第1類から第3類までの医薬品(中国では「非処方薬」「OTC」などと呼ばれる)人気は広く知られている。 2015年ごろからのいわゆる爆買い初期に

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今は「中国」がカッコいい! 地方市場の若者をがっちりとらえた「国潮」

近年、中国市場もターニングポイントを迎えている印象がある。その一要因として挙げられるのがローカルブランドの台頭と、国内ブランドを選ぶようになった中国消費者である。 特に近年「中国っぽさ」が若者を中心に熱くなっている。 今回は中国で巻き起こっている、中国デザインブームを見ながら、中国地方市場について考えてみよう。 「国貨」と「国潮」。二つの「国」ブームとは 2018年ごろから巻き起こっているのが「国貨」ブームだ。これは、いわゆる「国産ブランド」、中国独自ブランドのこと。   代表的な例を挙げればス

インバウンド
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春節間近。中国人観光客人気スポット再確認 地方創生までの道のりはいかに?

間もなく春節。夏休み、国慶節と並ぶ中国からの訪日シーズンである。今年はオリンピックを控えながら、年初になって新型肺炎という不安材料も伝えられている。 しかしながら、2020年も中国からの観光客はインバウンド消費の中核をなすことは間違いない。 そんな中国訪日観光客は今、どんなスポットを目指しているのだろうか。トレンドViewerの「行った」ランキングから見ていこう。 クチコミデータで見る人気スポット振り返り まずは、中国の観光地でどんなスポットが人気なのか、その推移を見てみよう。トレンドViewerの「行っ