特集-中国インバウンド最前線

特集-中国インバウンド最前線

~訪日中国人の最新動向をいち早くキャッチ!~
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2025年夏の中国SNSから観る消費者インサイト。 ジャングリアや大災害の噂の影響はいかに。

既に8月、日本でもまさに夏休み真っ盛りである。 ただ、夏休みに入っているのは日本だけではない。 中国メインランドは学年が9月はじまりで7月終了。6月上旬に大学入学試験が終われば、7月には本格的な夏休みとなる。 例年、7月8月に訪日数のピークを記録するのはこのためだ。 インバウンド本格回復の今年もそうなってほしいと思うのだが、その7月を前に不穏なうわさが飛び交った。 今回はその噂の影響と2025年に注目になりそうな日本のスポットに対する反応を交えつつ夏休みの訪日観光を小紅書(RED NOTE)の反応から考え

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急回復のインバウンド。 そのトレンドと予想、そして世界市場を語るウェブセミナー潜入レポ

2024年、日本のインバウンドは大きく回復した。訪日外国人数3,686万9900人。コロナ前である2019年を大きく上回り、その総消費額も8兆1,395億円と史上最高となった。 なかでも中国大陸からの訪日客数は急速に回復し、その観光消費力をも見せつけた。 しかし、思わぬ回復にそのチャンスをよりよく生かせずに終わっている企業も多い。 中国を中心とした海外への進出支援をしている株式会社NOVARCAがこうした企業に向け3月25日、「インバウンドツーリズムの最新トレンド2025年の大胆予測とオールバウンド戦略事

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2024年国慶節 中国訪日観光 クチコミレポート

中国の大型連休「国慶節」(10月1日)。 2023年は中国国内が処理水問題に沸いた直後ということもあり雰囲気的には「訪日自粛ムード」であったが、それに比して2024年は堂々と訪日観光を楽しめた環境であったと推測される。 その中で中国SNS(RED)の口コミをもとに、2024年の国慶節における訪日旅行の動向をレポート形式で紐解いていく。 2024年国慶節観光概況 国慶節前、高まる観光ニーズ 2024年の国慶節、海外では中国経済の低迷が注目されており、その消費動向を占ううえでも注目されているイベントであった。

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日本円レートの急変動 小紅書クチコミから見る中国消費者の反応とインバウンド

2024年に入り中国からの観光客も徐々に増加中、2024年4月に至っては50万人を超え、月単位では2019年の7割を超えた。中国からのインバウンドにおいていろいろと話題は絶えないが、4月に至って大きな話題を呼んだのが「日本円レート」の急落である。 相対的には人民元の価値が上がったわけであるし、海外からの観光客にとっては喜ばしいことのはずなのだが、中国版Instagram「小紅書(RED)」のクチコミからは悲喜こもごもの様子が見える。 株式会社NOVARCAが毎月発行している「インバウンド月次クチコミレポー

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【インバウンド】プレイバック2019 コロナ前、中国消費者は日本でどこへ行き何を買っていたのか

【インバウンドウェビナーのお知らせ】 中国インバウンド復活に向けた先行的打ち手とは? 〜トレンド予測と需要開発に向けて〜 回復が見込まれる中国からの訪日観光。 それに向けて日本企業は何をすべきか? 現状の整理・把握と独自調査をもとに、 株式会社NOVARCAの濵野代表が新たなインバウンドについて語ります。 お申し込みはこちら   期待されるインバウンドの復活。 現時点では中国からの訪日観光客の明確な戻りはないが、一部、マルチビザを取得している消費者などの入国がある様子である。 さらに1月26日に

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春節間近。中国人観光客人気スポット再確認 地方創生までの道のりはいかに?

間もなく春節。夏休み、国慶節と並ぶ中国からの訪日シーズンである。今年はオリンピックを控えながら、年初になって新型肺炎という不安材料も伝えられている。 しかしながら、2020年も中国からの観光客はインバウンド消費の中核をなすことは間違いない。 そんな中国訪日観光客は今、どんなスポットを目指しているのだろうか。トレンドViewerの「行った」ランキングから見ていこう。 クチコミデータで見る人気スポット振り返り まずは、中国の観光地でどんなスポットが人気なのか、その推移を見てみよう。トレンドViewerの「行っ

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【訪日中国人】 桜の開花情報もアプリでチェック 中国人お花見インバウンド情報収集を分析

日を追うごとに春への予感が高まる日本。そんな日本の情報を常にチェックしているのが「お花見に行きたい!」中国の消費者たちです。日本の桜も開花から散るまでわずか2週間程度とはかないモノ。その見ごろのタイミングを計るためにも、重要になってくるのが情報収集です。 今回はクチコミ調査に加えて、上海での現地取材で得た情報も含め、中国消費者のお花見情報収集方法を分析します。 ■調査内容 2017年と2018年の2年分の以下のキーワードによる書き込みを収集し、分析。 花見 花見×行きたい 花見×日本×どこ 花見×いつ 花

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【訪日中国人】 日韓「お花見誘致」バトル開始か? 今年もやって来る、お花見ニーズ

昨年、メディアを賑わせたのが中国人観光客による「爆花見」。お花見シーズンに中国人観光客が訪れる様子は、昨年「爆花見」などと言われてメディアで紹介されました。 ただ、それは今に始まったものではなく、中国消費者は日本の桜に非常に強い興味とあこがれを抱いています。今回から連載で2019年「お花見インバウンド」を考えていきましょう。今回はその基礎編。中国消費者のお花見人気のポイントについて振り返ります。 訪日シーズンのトップは夏休み、春節、そして… 中国からの訪日観光客は増加の一途。経済成長の減退などがささやかれ

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【春節訪日観光】中国人訪日客が欲しい商品は?日本で楽しむ買い物体験

春節ももう目前。すでに農歴上は「小年(旧暦12月23日もしくは24日。竈の神を祭り、家を掃除し、正月の準備をする日。習慣は地方により異なる)」も過ぎ、年越しシーズンに入っています。 この春節、中国消費者はどんなものを欲しがっているのでしょうか?トレンドViewerの機能を使って分析してみました。 ▼前回は 【春節訪日観光】 「モノからコトへ」ってホントなの? 変わる中国訪日客のニーズ変化をチェック 春節で買いたがっているもの 前回の記事”「モノからコトへ」ってホントなの? 変わる中国訪日客のニ

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【春節訪日観光】 「モノからコトへ」ってホントなの? 変わる中国訪日客のニーズ変化をチェック

春節まであと10日程度。間もなく中国の最大規模の観光シーズンが始まります。実家に帰る人、今住んでいる場所で過ごす人、そして海外に出る人、様々です。もちろん日本旅行を楽しむという選択も少なくありません。 そんな中国人の訪日観光、日本では「モノからコトへ」、「今や体験型だ!」といった声が聞かれていますが、ホントのところはどうなのでしょう? 中国人観光客の日本観光への期待がどう変わったのか、クチコミデータをもとに見てみましょう。 いったいどんな人たちが日本に来ているのか? まず、中国の訪日観光をもう一度確認して

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【訪日中国人振り返り】春節前にチェックしよう。2018年に中国人訪日観光客はどこへ「行った」のか②

2018年の訪日中国人は相変わらず「沖縄」が首位をキープしていました。さらには北海道への人気も依然として強いものがあります。しかし、中国消費者は常に新しいモノ、新しい場所を求めて情報収集を行っています。2018年が過ぎ去る前に、中国からの訪日観光客が目を付けた新しいスポット、2018年「行った」ランキング21~40位を見ていきましょう。 ■データ トレンドViewer「行った」ランキングより 2018年1月3日~10月30日 2017年1月4日~12月4日 のクチコミ件数を収集し作成   前回述

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【訪日中国人振り返り】春節前にチェックしよう。2018年に中国人訪日観光客はどこへ「行った」のか

2018年も残りあとわずか。今年も数多くの中国人観光客が日本を訪れました。こうした訪日中国人のニーズはどのような変化をしているのでしょうか? トレンドViewerに蓄積されているクチコミランキングデータを利用し、中国SNS上に「行った」とクチコミがなされたスポットを集計しました。 今回はまず、人気スポットTOP20を見ていきましょう。 ちなみに2回目は20位以下のランキング変動について、また3回目はいま話題になっている「観光公害」について考えてみたいと思います。 ■データ トレンドViewer「行った」ラ

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【訪日中国人】2018年の国慶節、中国の観光客はどこへ行った?

2018年の国慶節も終了。今年は自然災害という予期せぬ出来事に見舞われ、観光への影響が心配されました。今回はトレンドViewerの機能を活用し、国慶節中の「行った」クチコミランキングを分析。昨年2017年の人気スポットと比較しながら見ていきましょう。   ■データ トレンドviewerにおいて 2018年9月26日~10月9日 2017年9月27日~10月10日 の「行ったランキング」を抽出、比較。 集計を行った期間中の「行った」クチコミ件数は、合計16万4594件。昨年の約14万件から2万件以

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【訪日中国人】クチコミ調査で見る2018年国慶節の過ごし方~「もっと休みを!」

間もなくやって来る10月1日からの国慶節。この中国独自の観光シーズン、中国の消費者はどのようなニーズを持っているのでしょうか?中国トレンドExpressは、国慶節観光ニーズを知るためのクチコミ調査を実行。中国消費者の「予定」を分析しています。 最終回は楽しいはずの国慶節ですが、なぜか浮かない顔の消費者も。その理由をクチコミデータを見ながら探ってみましょう。 【調査概要】 調査期間:2018年7月21日-8月20日 調査対象:新浪微博 調査項目: 1.国慶節×〇〇したい 2.国慶節×行きたい 3.国慶節×海

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【訪日中国人】クチコミ調査で見る2018年国慶節の過ごし方~観光予算と欲しいモノは?

間もなくやって来る10月1日からの国慶節。この中国独自の観光シーズン、中国の消費者はどのようなニーズを持っているのでしょうか? 中国トレンドExpressは、国慶節観光ニーズを知るための口コミ調査を実行。中国消費者の「予定」を分析しています。 今回は2017年の状況と比べながら、旅行予算や欲しいものなどを見ていきましょう。 【調査概要】 調査期間:2018年7月21日-8月20日 調査対象:新浪微博 調査項目: 1.国慶節×〇〇したい 2.国慶節×行きたい 3.国慶節×海外vs国慶節×国内 4.国慶節×旅

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【訪日中国人】クチコミ調査で見る2018年国慶節の過ごし方~今年の観光ニーズは?

2018年の夏、例年にも増した暑さに見舞われた日本でしたが、そんな暑さなどなんのその。多くの中国人が日本へとやってきました。日本の観光ブームを相まって、多くの観光地がまさに「書き入れ時」となりましたが、その波が過ぎ去ってもまだまだ観光シーズンは続きます。続いてやって来るのは10月1日からの国慶節。この中国独自の観光シーズン、中国の消費者はどのようなニーズを持っているのでしょうか?今回、中国トレンドExpressは、国慶節観光ニーズを知るための口コミ調査を実行。中国消費者の「予定」を分析します。 【調査概要

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【訪日中国人】中国アクティブ世代を取り込め 国慶節に年末~春節、最新インバウンドデータから読む

中国夏休みシーズン真っただ中。すでに国内には多くの中国人観光客が訪れている模様。夏休み自体は8月いっぱいで終了しますが、その1か月後には国慶節、さらに国慶節から2か月後には年末シーズンと、中国消費者が海外へと出かける機会も増えていきます。 そんな年末のインバウンドに向け、大切なのが中国消費者のニーズを探ること。そこで今回は、Hotels.comがまとめた『2018年中国游客境外旅游調査報告』から、最新の中国人観光客、なかでも注目の「ミレニアル世代(2000年以降に成年を迎えた世代)」の海外旅行ニーズを見て