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中国市場の勝ち組企業「ピジョン」が語る ターゲティング型サンプリングから見えたリアルな“声”

【今回はトレンドExpressのサービスのご紹介です】 「使ってもらえば分かる」という日本の商品。 しかし、ただ使ってもらうだけであれば、店頭などでばら撒くことで解決はできる。しかし得なければならないのは、「使ってみてどうだったのか?」という、サンプルを利用した消費者のリアルな声である。 そうした消費者の声をターゲティング型サンプリングサービス「意中盒」を活用して収集、素早い改善を行っている企業がある。 中国市場で勝ち組として知られるピジョン株式会社の中国現地法人・贝亲管理(上海)有限公司(ピジョン上海)

クチコミ分析
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中国人気ブランドをクチコミ分析 Z世代に刺さった話題のドリンクの結果は?

中国の飲料市場に新風を吹き込んだのが元気森林。メイクアップの完美日記、お菓子の三只松鼠と同じくデータドリブンマーケティングを得意とする新鋭ブランドである。 この元気森林はどのように消費者に受け入れられているのかをクチコミ簡易分析で見てみた。 同時に同社が大きく伸びるポイントはどこだったのか。簡易クチコミ分析の結果、そして少し同社の発展までの流れを振り返ってみよう。 ▼前回の記事はこちら 中国市場分析 5年で10倍以上に急成長の無糖ドリンク市場を追う 元気森林をクチコミ分析。ドリンク業界でも成分党の波? で

クチコミ分析
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中国市場分析 5年で10倍以上に急成長の無糖ドリンク市場を追う

どの国でも人気のソフトドリンク。むろん、中国も例外ではなく、数多くのメーカーが多種多様なドリンクを販売している。もちろんその中にはコカ・コーラやペプシなど、外資系のブランドも活躍中である。 その中国のドリンク市場だが、2018年あたりから“革命”とも言える事象が起こっている。それは「無糖飲料」の登場、そして伸長である。 こうした現象に、中国トレンドExpressでは簡易クチコミ調査を行い、その市場動向を分析してみた。 今回はそのクチコミ分析に入る前に、中国ドリンク市場のデスクトップ調査から見える中国ドリン

クチコミ分析
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中国「美しい書店」の代名詞 Z世代スポット・鐘書閣をクチコミ分析

中国のZ世代を中心に人気スポット化している「美しい書店」。すでに数多くのデザイン性あふれる書店が中国各地に登場するまでになっている。 今回はその中から、中国の主要都市に展開する書店チェーン「鐘書閣」をクチコミ分析で見てみよう。 コロナウイルス後のリベンジ来店が増加 中でも人気店となっているのが火付け役ともなった「鐘書閣」である。会社としては上海市に拠点をおいているが、店舗は2013年に江蘇省揚州市に初登場した。   現在上海や北京といった一線都市から、杭州市、成都市、武漢市といった注目の新一線都

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中国ターゲティング型サンプリングのススメ 「1度使ってもらえれば…」を叶える方法とは?

【今回はトレンドExpressのサービスのご紹介です】 日本企業が中国市場展開で必ず口にするのが「1度使ってくれれば、この良さがわかる!」という言葉である。 日本企業の技術力、生産される商品の品質の良さは中国でもよく知られている。しかし、だからと言って簡単に「試すために買わない」のが中国消費者であり、その「試しに使ってもらう」というのが非常に難しいという点に気づくまでには、中国市場で多くの経験を積まなければならない。 今回はその背景をもう一度整理しながら、その中国消費者に使ってもらうマーケティング手法を考

クチコミ分析
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クチコミで見えてくる 中国Z世代が集まる「美しい書店」人気

中国は数千年にも上る歴史を有する国であり、独自の文化を形成してきた。それは中国のみならず朝鮮半島や日本にも波及していたのは周知の事実。 そんな中国の文化文明において秀でていたものが漢字という文字であり、漢字によって記載された文章、すなわち「書籍」である。 実はここ数年、中国ではその書籍を販売している“書店”が注目されている。 近年、中国Z世代に広がる書店ブームをクチコミデータから紐解いてみよう。 オンライン社会で増える実体書店 2020年1月、一年前に発表された『中国実体書店産業報告』によれば、中国の実体

クチコミ分析
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2021年上半期イベントカレンダー 中国マーケで注意点は?

多くの災難に見舞われた2020年も過ぎ去り、2021年が始まった。 1月第1週時点で中国では遼寧省や山東省、河北省など主に北方地方を中心に感染が見つかっているが、2020年のような大規模な外出規制にまでは至っておらず、このまま「Withコロナ」の社会で進んでいくものと予想される。 それに対しアメリカやイギリスなど欧米ではいまだコロナ禍が続いており、日本でも一都三県への緊急事態宣言が行われている。 ただこうした世界情勢によって、中国の消費者も海外への渡航が制限され、その消費意欲は国内でのショッピングに向けら

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【mini column】2019年に注目した中国ホットワード「盲盒」、2020年に急成長‼

2019年の年末に、あるマーケティング活用できそうな中国のトレンドに目を向けていたのだが、そのブームは2020年のコロナ禍においても着実に成長していた模様。 2020年の最後に、1年間に注目したこの中国のブームの現状を確認してみよう。 あの記事を書いたのは、ちょうど1年前。2019年12月25日であった。 どの記事かといえば 『2019年中国マーケ業界ホットワード 「盲盒」に2020年も注目』。 中国のZ世代を中心に広がっていた「盲盒(最近は「ブラインド ボックス」と訳されているらしい)を取り上げた記事で

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【column】中国マーケティング環境。ポイントはオフラインでの「体験」へ?

特別な1年が終わろうとしている。 社会環境が大きく変わったこの1年では、中国市場でのマーケティングも変化を見せ、どの企業もその変化に対応することで必死になったのではないだろうか? 1年の最後に中国マーケティングの最も大きな部分を振り返りつつ、新たなポイントについて考えてみた。 2020年の中国マーケティングは何が違ったのか? 前回は中国の消費動向を、公的データを拾って読んでみた。 今回はその消費を導き出すためのマーケティングであるが、2020年はとにかく話題が多かった。   日本でも大きく報道さ

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【column】2020年中国消費市場を振り返る

2019年に2020年がこのような年になるとはだれが予想しただろうか? この1年で世界的に生活様式や価値観が大きく変化。その波の中ですべての人が悩み、もがいた1年となった。 それは中国においても同じである。 では、間もなくやって来る2021年はまた如何? それを探るべく、2020年の消費データを眺めてみた。 全体の転機は夏ながら、先んじた市場競争も~2020年中国消費 12月15日に2020年11月の「全国社会消費品小売総額」が発表された。 その内容については、すでに複数の報道で報じられているように、20