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クチコミ分析
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中国の消費能力は回復できるのか? 直近、中国小売り動向

新型コロナウイルス終息の暁には中国の消費は一気に回復する―。 そんな予想が一部から聞かれ始めてきている。 確かに中国の公式発表では新規患者数が減少し、快癒患者数が増加している。また同時にSNS上では「〇〇(地名)人は復讐する!」といったタイトルで、このウイルスが過ぎ去った後の「報復的消費」、「報復的美容」、「報復的旅行」といった願望が書き連ねられている。 今回はそんな徐々に拡幅を見せつつある中国の消費動向を、中国のメディア報道を頼りに見ていこう。 中国消費能力回復の兆し?JD.comのコスメセール 中国消

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中国女性のホンネVol.9~商社勤務のRosyさんの場合

Text・Photo:配島亜希子 江蘇省出身のRosyさん(33歳)は、日系大手商社に勤務するアラサーの独身女性。「中国人はすぐに転職する」と言われる風潮の中、1社目の同社に勤続8年と長く勤めています。 日本語はビジネスレベルで、“N2”と呼ばれる日本語能力試験(JLPT)2級を取得。月収は7500元(約12万円)と上海の平均水準。プライベートを満喫しながらも、一人暮らしに淋しさを覚えている彼女。今一番欲しいものは“結婚指輪”だそうです。 今回の取材対象者のプロフィール 氏名:Rosy 年齢:33歳 出身

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気になるウイルスをどう防ぐ?殺菌ニーズの高まりに動き出す中国企業。

世界的な蔓延を見せているコロナウイルス。真っ先に広がった中国では、1か月以上にわたって外出が制限されるなど、消費者の生活に大きな影響を与えている。 それはクチコミデータにも如実に表れており、トレンドViewerの「買いたい」ランキングなども大きな変化が見えている。 その変化にいち早く対応したのは中国の化粧品などの業界である。彼らはコロナウイルス後を見据えて新たな商品の開発に着手するなど積極的な動きを見せている。 今回はViewerから見える中国におけるコロナウイルス・ショックと、それを受けた中国企業の動き

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中国ニュース深読み~中国ネット社会で広がる葛藤

すでに日本でも知られている中国のネット社会化。さらにはそのIT技術の向上と相まって、まさに世界最先端のインターネット、IT社会が出来上がっている。 日本ではその技術面が喧伝されているが、重要なのはそれを使う人。3月に間もなく施行される新しいインターネット関連規定に、その課題が見えてくる。 今回は中国インターネットの規制に背景から、今後の中国インターネット環境を考える。 8億人のインターネット社会が既に出来上がっている 中国のインターネットの普及率はすでに国土の60%を覆っている。「まだ半分?」と思われるか

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【column】 中国消費者、外出できない悩みは数多く。 新たな商機足り得るか?

中国政府の公式数値を見る限り、少しずつ収束への希望が顔をのぞかせた中国のコロナウイルス。しかしながら、元通りの暮らしとなるにはもう少し時間がかかりそうだ。 外出を控え、自宅で過ごす時間が増えた中国の消費者たち。大きく変わった中国の生活の中、ビジネスもそれに合わせて変革を続けている。 今回は中国の報道から、この期間中の消費者向けサービスの状況を見てみよう。 ひたすら「寝る」動画になんと1000万人以上が この普段とは異なる春節中、あるライブが中国の注目を集めた。そのライブの内容は、ただ男性が「寝るだけ」とい

越境EC
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華やかにロマン漂う中国のバレンタイン。 今年は…?

2月14日はバレンタイン、中国では「情人節」と呼ばれ、「七夕」や「520」と並ぶ恋人たちのイベントの日。 今年は非常時とあり、例年通りとはいかないものの、恋人たちの日、中国消費者がどのように過ごしているのかを振り返ってみよう。 日本では定番のアレ、中国では? 日本ではバレンタインといえばチョコレートというのが定番。では中国では? 残念ながら「バレンタイン=チョコ」という概念はない。そもそもバレンタインに、しかも女性から男性へチョコレートを贈るのは日本独自の習慣。さらに言えば中学や高校は「勉強一筋」で、日本

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【column】 収束が見えない新型肺炎 中国の消費者はどう生活している?

普段とは全く異なり、緊張感で満ちた春節となった2020年。上海などではすでに出勤が始まっているものの、在宅勤務をするなどいまだに以前の状況に戻ったとはいいがたい。 このコロナウイルスという大きな災害を前に、中国の消費者たちは春節中どのような状況にいたのだろうか? 日本の報道では見えてこない、普通の消費者の状況を中国の報道やインタビューを通じてみてみよう。 トレンドViewerでも見えた2020年春節の特異性 2月14日15:00公開のトレンドViewer週次ランキングでは、中国SNSでつぶやかれた「買いた

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中国女性のスキンケアは「食」 若者にも浸透する「養生」とは?

中国といえば「食」の国。日本でも数多くの中華料理店があり、東京などでは中国の地方料理を楽しめる店も少なくない。 しかし、中国の「食」は決してお腹や舌を満たすだけのものではない。食、漢方、美容は一体化しており、年齢層を問わず「食による美容」が定着している。 中国市場で売れ行きの日本商品といえばスキンケア、ついで健康サプリメントであるが、さらなる市場拡大を狙うためにも、中国女性消費者のスキンケア手法ともいえる「養生」について理解しておこう。 食べ物が体調を左右する~中国の「食」 まず、中国の伝統的な「食」の考

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中国女性のホンネVol.8~不動産コンサル会社経営の姚さんの場合

Text・Photo:配島亜希子 独身アラサーで不動産コンサル会社の社長をしている姚さん(35歳)。 陝西省西安市で生まれ、大学卒業後は中国国内をあちこち旅して回り、最終的に上海に腰を落ち着けました。企業に勤めながらMBA(経営管理修士)を取得、カフェの運営に携わったり、台湾人と起業したりと様々な社会経験の持ち主です。 3年前に自分の会社を設立し、今の月収は上海の平均水準をやや上回る約2万元(約32万円)。社交的でアグレッシブ、仕事もプライベートも謳歌しているその姿は“上海の独身アラサー女性”の象徴かもし

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