前回、中国の子供の勉強時間について紹介しました。後編は行政の対策、そしてその結果について紹介していきましょう。そこには中国の子供たちを囲む悲しい環境、そして母親たちのジレンマがありました。 受験教育からゆとり路線へ、それなのに減らない宿題量 受験での合格を目指すいわゆる受験教育の「応試教育」が展開されてきた中国。しかし90年代半ば頃から、激化してしまった受験戦争に対し、学校教育の果たす役割を見直す動きが現れます。 2000年代に新たな学習指導要綱を次々と発表し、「応試教育」から「素質教育」へと転換を図りま