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【市場分析】2022年中国のスキンケアは「オイル」で決まり! 新しいトレンドをSNSで見る

スキンケア意識の高い中国の消費者。そのスキンケア手法も常に変化をしている。 2022年に入っても昨年とは異なるスキンケアトレンドが中国のメディアで取りざたされている。 それは「オイル・スキンケア」。 今回は中国のSNSをチェックしながら見えてきた、2022年に新トレンドとなりそうな中国のスキンケア手法を見てみよう。 常に生まれるスキンケアトレンド。最新の注目ワードは? 毎年のように新しいトレンドが現れてくる中国のコスメ業界。 スキンケアに関しても、2019年ごろから「成分党」と呼ばれる消費層が成長、ヒアル

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【市場分析】2022年中国スキンケア界の新トレンド 機能性スキンケアで日本の商機はいかに

中国の化粧品業界で「功效型护肤」というスキンケアを指すキーワードが注目されている。 その指すところは「肌の悩みを改善するための機能を有し、その成分を含んだスキンケア化粧品」という事である。 日本とは異なり、医療と化粧品の間に明確な壁を設けている中国にあって、この新トレンドはその両者の間に存在しうる新たなセグメントとして注目されている。 今回は中国国内の産業レポートとクチコミ分析からそのトレンドの概要を追いかけてみよう。 新たに登場したスキンケアのセグメント そもそも「功效型护肤」を日本では何と呼べばよいの

クチコミ分析
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【クチコミ分析】 中国消費者スキンケアニーズの変化は? クチコミ分析定点観測で見えてくるトレンド

新型コロナウイルスからの立ち直り、そして新たな消費ニーズの誕生などから世界的な注目を集めている中国の消費市場。 特に日本ブランドを含めた世界のブランドおよび中国国産ブランドがしのぎを削っているのがスキンケア市場である。 ではこうしたスキンケア市場で、消費者のニーズにはどういった変化があったのだろうか? 今回は中国消費者の視点に立って、クチコミデータから中国のスキンケア市場のニーズ変化を見てみたい。 拡大するスキンケア市場規模。クチコミ件数も増加傾向 中国における化粧品市場、そしてスキンケア市場は成長が見込

インバウンド
インバウンド

【インバウンド】 訪日リピーターアンケート Afterコロナの日本観光ニーズはいかに?

日本の街角から訪日中国観光客の姿が消えてから2年ほどが経過している。 この期間、中国消費者において日本への観光旅行への興味はどのように変化しているだろうか? トレンドExpressでは2021年12月に、訪日リピーターに向けて訪日観光の興味関心についてのアンケート調査を実施した(プレスリリースはこちら)。 そこには変わらない訪日観光への興味、そして変わりつつある訪日ニーズの姿が見られた。今回はその調査から一部を抜き出して見て行くことにしよう。 強い訪日意欲。その旅先には 今回紹介するのは、トレンドExpr

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【mini column】大物の消えたライブコマース市場、その今後は?

中国の生活の中で「ライブコマースから購入する」という消費行動は、すでに浸透している。商品を生産、販売する企業の側から見れば、「ライブコマース」は、落とすことのできない販売チャネルとなっている。 しかし2021年、こうしたライブコマースに対して政府が明確なレギュレーションを設定し始めたばかりか、年末に至っては業界を揺るがせる大きな事件も発生。ライブコマースという場が徐々に変化を求められる状況に至っている。 それでは、この2022年はライブコマースがどのような状況に置かれ、企業は何を求められるのか、現在ある状

クチコミ分析
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【Special Interview】 中国参入商品をソーシャル分析で選定 ヘルスケア領域の中国戦略を加速

拡大を続けている中国の消費市場。その拡大に伴って中国消費者の生活ニーズも多様化、より細かなニーズが生まれている。 そうした中国の消費者に向けて「あったらいいな」を提供しているのが小林製薬株式会社であり、中国のSNSデータを活用して、より細分化されている中国消費市場への参入戦略を実践している。 今回は同社ヘルスケア事業部マーケティング部の紀本慎一郎部長に、中国市場参入におけるソーシャルビッグデータの活用について話を聞いた。 <Guest> 紀本慎一郎 小林製薬株式会社 ヘルスケア事業部マーケティング部長 大

クチコミ分析
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【column】2021年中国若者女性から注目されたブランドは? 小紅書人気ブランドランキング

2022年がスタート。 相変わらず新型コロナウイルスの影響下にあるとはいえ、いまだその消費力に多くの期待が向けられている中国市場。特にZ世代を中心とする若者への消費訴求は中国市場攻略においても非常に重要となっている。 そこで上手に活用したいのが「小紅書(RED)」である。 トレンドExpressでは自社のクチコミ分析ノウハウを用いて2020年、2021年の小紅書投稿で言及が多かっブランドをピックアップ、ランキング化を行った。 2022年最初はその様子を見てみることとしよう。 増加するクチコミ件数。2021

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【column】変化の2021年。大型商戦では何が起こったのか?

2021年も中国では恒例の商戦が展開され、多くの商品が消費者の元へと届けられた。 ブランド側としては1年が終わり、肩の荷が下りたところだろうが、2021年の商戦ではやはり多くの変化が起きていた。こうした変化を無視して2022年を迎えることはできない。 2021年最後の週に、もう一度この1年間における中国の2大商戦を振り返り、中国消費市場の変化を考えてみよう。 自社経済圏構築へ動き始めた618商戦 2021年618は、JD.comのオーダー金額が3,438億元と、W11越えとはならなかったが、2020年の2

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【column】2021年を新たな法規制の面から振り返ろう

2021年もあとわずか。新型コロナ禍においては2年目の年も暮れようとしている。 その2021年を振り返ってみれば、とにかく「オンライン取引」、「オンラインマーケティング」の管理レギュレーションに対応を迫られた1年であったように感じる。 間もなくやってくる2022年を着実に乗り越えるためには、こうした中国の規制やマーケティングに関連する社会動向を理解しておく必要がある。 2022年への準備を進める意味で、もう一度それらの規定や事件を振り返ってみよう。 上半期に出されたECプラットホーム、そしてライブ管理規定

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【column】2021年ダブルイレブン、クチコミ上でのライブコマースの状況は?

すでに商戦の花形となっているのが「ライブコマース」。2021年のダブルイレブンでも、KOLを活用したものや旗艦店発信のものなど、数多くのライブコマースが展開された。こうしたライブコマースはどのようにクチコミに反映させられているのだろうか? Weiboのクチコミから、2021年W11のライブの状況を見てみることにしよう。 ▼関連記事 【column】2021年ダブルイレブンを戸惑いつつクチコミで見る―ライト版― 主力はT-Mall、JD.comとなるライブの戦場 Weiboにおける「W11×ライブ」のクチコ