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クチコミ分析
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【Special Interview】 中国参入商品をソーシャル分析で選定 ヘルスケア領域の中国戦略を加速

拡大を続けている中国の消費市場。その拡大に伴って中国消費者の生活ニーズも多様化、より細かなニーズが生まれている。 そうした中国の消費者に向けて「あったらいいな」を提供しているのが小林製薬株式会社であり、中国のSNSデータを活用して、より細分化されている中国消費市場への参入戦略を実践している。 今回は同社ヘルスケア事業部マーケティング部の紀本慎一郎部長に、中国市場参入におけるソーシャルビッグデータの活用について話を聞いた。 <Guest> 紀本慎一郎 小林製薬株式会社 ヘルスケア事業部マーケティング部長 大

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【column】2021年中国若者女性から注目されたブランドは? 小紅書人気ブランドランキング

2022年がスタート。 相変わらず新型コロナウイルスの影響下にあるとはいえ、いまだその消費力に多くの期待が向けられている中国市場。特にZ世代を中心とする若者への消費訴求は中国市場攻略においても非常に重要となっている。 そこで上手に活用したいのが「小紅書(RED)」である。 トレンドExpressでは自社のクチコミ分析ノウハウを用いて2020年、2021年の小紅書投稿で言及が多かっブランドをピックアップ、ランキング化を行った。 2022年最初はその様子を見てみることとしよう。 増加するクチコミ件数。2021

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【column】変化の2021年。大型商戦では何が起こったのか?

2021年も中国では恒例の商戦が展開され、多くの商品が消費者の元へと届けられた。 ブランド側としては1年が終わり、肩の荷が下りたところだろうが、2021年の商戦ではやはり多くの変化が起きていた。こうした変化を無視して2022年を迎えることはできない。 2021年最後の週に、もう一度この1年間における中国の2大商戦を振り返り、中国消費市場の変化を考えてみよう。 自社経済圏構築へ動き始めた618商戦 2021年618は、JD.comのオーダー金額が3,438億元と、W11越えとはならなかったが、2020年の2

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【column】2021年を新たな法規制の面から振り返ろう

2021年もあとわずか。新型コロナ禍においては2年目の年も暮れようとしている。 その2021年を振り返ってみれば、とにかく「オンライン取引」、「オンラインマーケティング」の管理レギュレーションに対応を迫られた1年であったように感じる。 間もなくやってくる2022年を着実に乗り越えるためには、こうした中国の規制やマーケティングに関連する社会動向を理解しておく必要がある。 2022年への準備を進める意味で、もう一度それらの規定や事件を振り返ってみよう。 上半期に出されたECプラットホーム、そしてライブ管理規定

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【column】2021年ダブルイレブン、クチコミ上でのライブコマースの状況は?

すでに商戦の花形となっているのが「ライブコマース」。2021年のダブルイレブンでも、KOLを活用したものや旗艦店発信のものなど、数多くのライブコマースが展開された。こうしたライブコマースはどのようにクチコミに反映させられているのだろうか? Weiboのクチコミから、2021年W11のライブの状況を見てみることにしよう。 ▼関連記事 【column】2021年ダブルイレブンを戸惑いつつクチコミで見る―ライト版― 主力はT-Mall、JD.comとなるライブの戦場 Weiboにおける「W11×ライブ」のクチコ

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【column】2021年ダブルイレブンを戸惑いつつクチコミで見る―ライト版―

トレンドExpressでは現在、2021年のダブルイレブンをクチコミ分析から見てみるという恒例の『ダブルイレブン振り返りレポート』2021年版を作成中である。 今回は作成中レポートから一部をピックアップしてお届けしたいのだが、2021年はクチコミでも例年とは異なる状況が現れており、現在鋭意精査中である。 そのため、今回はあくまでも「現時点での分析から見える傾向」として読んでいただきたい。 ダブルイレブン全体を通したクチコミに異変? 2021年のダブルイレブンは、異例尽くしであった。 「前夜祭」における名物

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【Special Interview】インサイトドリブンの商品開発を実現 「中国ファースト」が切り開く化粧品市場の未来 ―株式会社コーセー

世界でも第2位の化粧品市場となっている中国。その市場を求めて世界から強大なプレーヤーが集まり、市場競争も激化している。 そうした中国市場に対して、株式会社コーセーはSNSインサイト分析を活用しつつ、「中国ファースト」の志向で商品開発を進めている。 今回は、新商品を中国先行で発売した同社の堀田昌宏取締役に「中国ファースト」志向の背景とインサイト分析の活用について話を伺った。 <Guest> 堀田昌宏 株式会社コーセー 取締役 商品開発部長 大学卒業後、<化粧品メーカー>株式会社コーセー入社。企画

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【mini column】2021年ダブルイレブン。ライブコマースに見る多くの思惑

中国における商戦の花形といえば「ライブコマース」。特に李佳琦や薇婭といった人気KOLを活用してのライブコマースに加え、新たなプラットホームである抖音、快手なども注目が集まっている。 2021年のダブルイレブンでも華やかなライブコマースが盛り上がりながら、その中にまた形容のしがたい変化のようなものが感じ取れる。 そんな変化の片りんを可能な限りまとめてみた。 ブランド側も注力度合いアップの抖音ライブ ライブに関して公式に発表を行っているのは抖音(Douyin)である。 抖音小店という独自のEC機能と「興趣電商

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【column】2021年ダブルイレブンは中国エコ消費の転換期たりえるか?

2021年3月、『中国トレンドExpress』上で、中国のサステナブル消費について述べた記事を公開した。その際、筆者は「中国においては、世界的な意識におけるサステナブル、エコと消費との間に一定の距離がある」と述べた。 しかし、年末に至って少しずつその大環境が変わり始めているかもしれない、そんな気配が見えてきた。 それが2021年ダブルイレブンである。 どうしても交易額やブランドランキング、ライブコマースの行方が気になるが、今回は少しダブルイレブンと中国の環境意識の側面からクチコミ分析を使ってみてみよう。

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【ダブルイレブン分析】 2021年の人気ブランドの変化はいかに

これまでとの全く異なる雰囲気を醸し出していた2021年のダブルイレブン。それでも、T-Mallのオーダー総額は5403億元と、前年比8%の増加を見せた。 では、大手ブランドの成果はどうだったのだろうか? 公開されているブランドランキングの状況から、2021年のダブルイレブンを振り返ってみよう。 ▼2021年ダブルイレブン速報はこちら 【mini column】中国で国民的番組を通じて訴えられる「グリーン社会」~2021年ダブルイレブン前夜祭から 5400億元を突破との報道も 静かに過ぎた異例のダブルイレブ