トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。今回は2018年3月14日~3月20日の日本で「行った」口コミ数ランキングから、有名観光地だけれども「なぜそこに限定?」というスポットをピックアップします。 今回の「行った」ランキングトップ10は以下の通り。 今週の注目Word:「京都三条」 皆さん、お気づきになられたでしょうか?普通一般に、海外
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トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。今回は2018年3月14日~3月20日の日本で「行った」口コミ数ランキングから、有名観光地だけれども「なぜそこに限定?」というスポットをピックアップします。 今回の「行った」ランキングトップ10は以下の通り。 今週の注目Word:「京都三条」 皆さん、お気づきになられたでしょうか?普通一般に、海外
前回、まもなく訪れる「618」についてご紹介しました。今回は越境EC市場で存在感を放つ、消費者アプローチについて考察してみたいと思います。それは「ライブ」。2017年はEC×ライブの動きが急加速していった年となったのです。 2017年の618。「主催者」であるJDは6月1日から20日までの累計売上が1000億元を超え、過去最高を記録しました。 またそれ以外のECサイト、アプリでも高い売り上げを上げましたが、そこで大きな役割を果たしたのがライブ配信による商品紹介でした。 「それって前からあったでしょ?」 と
北京や上海、広州の繁華街もおしゃれなファッション、メイクに彩られた女性を多く見かけるようになった中国。2016年にはファッション消費金額において世界2位となっています。今回は今年1月に阿里数据(アリババのデータセンター)が淘宝iFashionとの提携で発表したオンライン・ファッション消費調査『2018iFashion時尚消費趨勢報告』から、そんなファッション大国・中国のオンライン・ファッション消費動向を見てみましょう。 消費主流は「95後」!KOLにつながる背景 まずTaobaoのデータで驚かされるのは、
近年は日本でも注目されている中国EC市場。とはいうものの、日本のマスコミがこぞって報道しているのは毎年11月11日のいわゆる「双十一(W11)」です。しかし中国でそれに匹敵するほどの注目を集める商戦が6月にやってきます。そう、ご存知「618」です。日本では「W11」に隠れて、なんとな~く影の薄い商戦になってしまっていますが、実はW11の成果にもかかわる重要なポイント。今回はそのポイントをおさらいしておきましょう。 【速報】2018年の618商戦は18日間で1592億元(2.7兆円) 中国EC商戦「618」
トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。第一回は2018年3月7日~3月13日の日本で「食べた」口コミ数ランキングから、1位となったあのメニューを! 今週の「食べたい」Top 10 今週の注目Word:「焼き鳥」 今回注目するのは「寿司」「和菓子」を抑え、再びトップとなった「焼き鳥」。 「○○したい」ランキングでも「日本料
「いや~、もうすっかり春だなぁ」 春爛漫の東京・飯田橋。外堀沿いの桜を眺めながら、散歩をしていると 「ヘンっっしゅ~ちょ~!!」 なぜか冒頭の2音を強調する呼びかけに、そ知らぬ顔をしようかと思ったが、もしトラブルなら放っておけない。仕方なく顔を上げて神楽坂の方を見やると、中国トレンドexpress(以下CTE)ライター・Aが慌てふためいた顔で駆けてくる。 あ、転んだ。 A「ヘン集長、大変です!」 編集長「ちったぁ落ち着け。せっかくの春なんだから、のんびりとした心でさ~。」 A「そんな悠長なコト言ってる場合
これまで多くの中国女性のお悩みを見てきました。今回はその特集の締めくくりとして、中国女性の恋愛観、結婚観についてみていきましょう。また働く女性たちのファッションの悩みについてもご紹介します。 まず、全体の悩みに対する比率を見ていきましょう。 ファッションの悩みもそうですが、意外にも恋愛や結婚に関する悩みが少ないのが特徴的かもしれません。 男性に求めるの経済力だけでなく…? ではでは、気になる中国女性の「男性観」。パートナー探しの悩みについて具体的に見てみましょう。 まず上位に来たのは「条件」という言葉。
3月16日、中国トレンドExpressでは中国「315」の速報をお伝えしました。今年の315では昨年のような日本商品、越境ECに関する取り締まりはなく、ホッと胸をなでおろした企業も多いようです。ただ、「315」のイベントからは中国での消費業界における問題や政府としての注力ポイントなどを見ることもできます。そこで、今回大手以外に注目度が高かった取り締まり状況を把握し、若干の分析を行ってみましょう。 ▼前回は 【速報】2018年「315」中国消費者権益イベント(1)~今年のターゲットとなったのは
中国で男性女性問わず、既婚者にとっての悩みは「子供」。子供を産む、育てるは日本でも多くの悩みを抱えるものですが、中国は日本とはやや状況が異なっています。今回は中国の女性たちの「子供」に関わる悩みを見ていきましょう。 これまで同様、全体の悩みに対する比率を見ていきます。 【グラフ】中国の女性の悩みの比率 これを見ると、「子供を授かる悩み(出産)」、そして「子供を育てる悩み(教育)」が大きな比率を占め、合わせると30%近い数値になっています。 子供は欲しい、けれど…… では、具体的な悩みを見てい
今年も中国の全国人民代表者会議(全人代)が行われ、いろいろと新たな施策が打ち出されました。前回は個人所得税に関する改革についてご紹介しましたが、3月22日付で今度は行政機構の改革が報道され、注目を集めています。それは「工商局の廃止」です。 これまで中国は、国内で活動する企業およびそのビジネス活動を管理するため「国家工商行政管理総局」という機構を設けていました。中国ビジネスに携わった方ならだれでも一度は聞いたことのある「工商局」という組織です。 この組織は各地方にも備わっており、会社の設立や商標の登録など、