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ドリップコーヒーを入れている男性の手元
中国マーケティング>中国社会/文化
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宮田将士の上海だより(5)中国コーヒー事情

中国と言えば「お茶」というイメージがありますが、最近は「コーヒー」も大人気です。街を歩けばいたるところにカフェがあり、とても美味しいコーヒーを飲むことができます。 かつて中国でコーヒーと言えば、大手の食品会社の販売する、お湯を注げば出来上がりの、あまーいインスタントのものが主流でした(今でも依然として人気があります)。 そんな中国が、今や本格的なコーヒーが飲めるカフェ大国となっています。流行るきっかけとなったのはやはりスターバックスの中国進出です。 当初の来店の動機は珈琲ではなく〇〇だった スターバックス

上海バンドの眺め
中国マーケティング
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【インタビュー】中国で広がるデジタルサイネージ活用(1)人の気持ちを動かすものは「オフライン」にあった

上海の代名詞ともいえる「外灘」。その向かいに立ち並ぶ高層ビルの壁面はデジタルサイネージ(電子掲示板)化がすすみ、夜には何本ものビルがきらびやかな装飾をまといます。 デジタルサイネージは高層ビルの壁面だけではありません。スマホの普及を背景にネット通販の利用者が拡大する中、実店舗の集客に店頭・店内のサイネージが真価を発揮しています。 本特集では中国でデジタルサイネージを使った集客はじめとするイベントの実施を手掛けるD2C ChinaのCEO、近衛元博氏へのインタビューをお届けします。 最新の動向や、中国でデジ

掌の上の本から複数のグラフが立ち上がる
クチコミ分析>中国人気分析
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【特集】商品クチコミ6つのファクター (2)勝ち抜けるのは誰?半年間の月次推移まとめ

特集(1)では3つのレギュラー商品「パーフェクトホイップ」「馬油ナチュラルミルクローション」「フルーツグラノーラ(フルグラ)」を例に、「SNS書き込み総数」「ソーシャルバイヤー発信件数」「メディア発信件数」「KOL発信件数」「消費者使用経験ポジティブ件数」に注目してそのバランスに見られる特徴を考察してきました。また「外部要因」についても掘り下げて調査しました。 今回も上記の「6つの要素」に着目しながら、外部要因の1つとして「為替レート」を追加して、商品ごとの月次推移をまとめました。 またそれぞれの商品の「

武漢市の幹線道路と川
中国マーケティング>中国注目都市
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中国都市解説(6)湖北省(武漢市)~中国の問題を解決する秘蔵っ子「東風汽車」のおひざ元~

中国都市解説シリーズ、本日は武漢市を省都に持つ「湖北省」を取り上げます。 かしこいけれど、まとまらない!「9つの頭の鳥」 湖北省は安徽省、江西省、河南省、キョウ西省、重慶、そして湖南省と接する内陸の地です。長江の中流域に位置し、武漢市を省都としています。 省人口は5724万(2016年)、中国国内では第9位です。武漢市は1911年の辛亥革命の起点としても有名な「武昌」、そして漢口、漢陽の3都市が合併した行政区で、長江と漢水の合流点となっています。 省都武漢の水資源の豊かさだけでなく、同省は中国国内の淡水湖

焼き鳥
インバウンド
インバウンド

【中国人観光客人気】居酒屋メニューが人気

先週のインバウンドニュースから気になるトピックスを紹介します。 まずは無印良品のデザインするMUJI HOTELの中国での展開についての報道です。株式会社良品計画は、来年3月、北京にMUJI HOTEL BEIJINGをオープンすることを決定しました。このホテルは無印良品のコンセプトの下につくられ、客室や共用部の一部に無印良品の家具やアメニティグッズを取り入れ、滞在しながら無印良品のライフスタイルが楽しめるものです。 日本では、銀座にて2019年春の開業を予定しているそうです。日本よりも早く開業される中国

吹き出しを持ったロングウェーブヘアの女性
クチコミ分析>中国人気分析
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【特集】商品クチコミ6つのファクター (1)要素別に集計、見えてきた3つの道

中国人の消費行動には「SNS」が組み込まれています。商品購入前はクチコミを探し、商品購入後は書き込みを還元することが当たり前となっていることは、トレンドExpressで何度もお伝えしている通りです。 一言にクチコミと言っても、そこには「ソーシャルバイヤーの発信」「使用感想」「購入できる場所」など、様々なタイプの情報を含んでいます。 トレンドExpress編集部では一昨年、人気商品が現地でヒットした要因について書き込みを分類、集計しました。総数だけでなく「ソーシャルバイヤー発信件数」「ポジティブな使用経験が

プラットフォームでカメラを構える女性
クチコミ分析>ランキング解説
クチコミ分析>ランキング解説

【中国人観光客人気】駅弁がクチコミランキング19位にランクイン

トレンドExpressでは、一週間の中国ソーシャルメディアでの日本関連書き込み総件数の推移、および日本で「行った」「買った」「食べた」「買いたい」「したい」と言及されている投稿の件数を毎週集計しランキング化しています。また独自集計によるECサイト人気日本商品ランキングも週次で公開しています。 今週の【週次ランキング解説】は、2017年10月11日~10月17日の日本で「食べた」ランキングについて取り上げます。 秋の定番メンツが出そろう 注目はフォトジェニックな「駅弁」 国慶節も終わり休暇を利用した旅行は落

服を製作している女性
中国マーケティング>最新消費動向
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中国で人気の世界のアパレルブランド 2017年度ランキング

日本でも政治、金融、ファッションと中国ニュースを聞かない日はないのではないでしょうか。経済の発展めざましい中国では、ファッションのレベルもどんどん上がっています。 The Global Language Monitorが毎年発表している「世界ファッション都市ランキング」2015年版では、香港が12位、上海が15位にランクインしています。 1位パリ、2位ニューヨーク、3位ロンドンという3強から始まるこのランキングでは、東京は10位に、シンガポールが14位にランクインしているほかは、38位にムンバイが現れるま

セーラー服を着た女性
インバウンド
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【インバウンドニュースまとめ】同期化するトレンド、地方はIT活用も様々に

日中のシンクロが止まらない!二次元文化もファッションも 日本の漫画、アニメが注目されて久しいですが、アパレルや教育といった各ソフトパワーにもその潮流が生まれています。私服登校が基本の中国では日本の「制服」に憧れを抱く人もいるそうですが、先週の報道によれば制服専門店への中国人観光客の来客が目立って増えているそう。制服に合わせたメイク、プロポーションの完成度の高さに驚きの声も伝えられています。「ネットアイドル」「コスプレ」分野での中国人の存在感が増していくのかもしれません。 ▼中国での日本の漫画・アニメ人気、

カットしたオレンジを目に見立てる男性
中国プロモーション>中国 KOL
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【特集】「美人が派手に」だけじゃない!最新KOL事情(4) 2017年「美容」KOLトップ10!

2016年は中国におけるライブ配信元年と言われています。新浪微博といったSNSでのライブ配信を人々はこぞって視聴するようになったからです。視聴者はさらにはライブに出演する人物の消費スタイルを真似たため、出演者は「KOL」「ワンホン」と呼ばれ、中国市場におけるマーケティング施策の選択肢の一つとしてメーカーの注目を集めました。 ▼中国でのKOLとの付き合い方を解説します! 【特集】「美人が派手に」だけじゃない!最新KOL事情(1)企業の目標を達成するKOLの見つけ方 本編では「美容」部門のKOLランキングから