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越境EC
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李佳琦電撃復帰!! ダブルイレブンは?ライブコマースは?

9月20日、中国のEC、ライブコマース業界がざわめいた。 姿を消してから109日。突然、かつてのカリスマKOL「李佳琦」がライブコマースを実施、業界復帰を果たしたのである。 今回はダブルイレブン直前に起こったこの大きな変化について考えてみたい。 ▼関連記事 【column】課題や事件で変わりつつある中国ライブマーケティング市場 電撃復帰を果たした李佳琦 実は業界では李佳琦復帰の噂は数回にわたって囁かれていた。 9月の中旬ごろにも「復帰」の文字が業界関連情報メディアに見え、「9月23日の夜に復帰」という具体

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【column】課題や事件で変わりつつある中国ライブマーケティング市場

昨年末ごろから中国のライブを中心とするマーケティング環境が大きく変わりつつある。これまで当てにしていたライバーも、一線から姿を消してしまい、マーケティング計画が大きな変更を求められたという企業も少なくない。 そうした荒波の中、中国におけるライブを中心とするマーケティングはどのような状況にあるのだろうか。 直近の中国の報道などを集め状況把握を試みた。 ▼関連記事 【column】消えたトップライバー。 中国ライブコマース、そしてマーケティングはどう変わる? カリスマライバー時代の終焉 2022年8月現在、中

クチコミ分析
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【mini column】中国スキンケアの新潮流?よりシンプルなケアへ

常に念入りなスキンケアを行う中国の消費者。しかし、そのスキンケアの手法が徐々に変わりつつある。 メイクアップにおいても、ガッチリ系のメイクから、より素顔の美しさを引き立たせるメイクも浸透しつつあるが、スキンケアにおいてもかつての「良いものをより多く使う」ケアから、「必要なものに集中する」ケアが広がりを見せている。 今回は今、中国のコスメ業界に広がる新しいスキンケアのトレンドをクチコミ簡易分析を含めてみてみよう。 ▼関連記事 【column】「ガッチリ系」メイクから「素顔」メイクへ。2022年の中国は透明な

クチコミ分析
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【mini column】中国高級アイス炎上事件をクチコミ分析で見る。中国消費者の思考とは

いまや世界の消費材ブランドにとって最も恐れるのが「炎上」という騒動だろう。日本はもちろんながら、日本以上のSNS社会となっている中国では、ひとたび炎上すれば「国も動く」ことにもなりかねない。 それ故、細心の注意を払いつつの消費者コミュニケーションが求められる。しかし、どんなに注意しても「炎上」は起こってしまう物。 今回は2022年6月から7月にかけて中国で起ったあるブランドの炎上事件を、クチコミ分析を含めながら見つめ、中国における消費者コミュニケーションのポイントを探ってみよう。 炎上したのは新鋭アイスブ

クチコミ分析
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【column】618の注目ブランドをクチコミ分析~メイクアップ編

中国のトレンドの移り変わりは早い。 特にメイクアップの業界において、中国ブランドは急激に躍進するものの、突然その勢いを失うことも多い。 実は2022年の618でもそんな動きが垣間見える。 これまで市場で輝いていたブランドの光が弱まるとともに、新たなブランドが一気に存在感を見せる。 今回は2022年618商戦で登場した新たな中国メイクブランドをクチコミ調査してみた。 欧米勢に割って入った急成長の中国メイクブランド 2022年T-Mall618のメイクアップブランドランキングを見てみると、やや意外な点が見て取

クチコミ分析
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【column】618の注目ブランドをクチコミ分析~スキンケア編

1ヶ月ほど前に過ぎた618商戦。 2022年の618におけるT-Mallスキンケアの動きを見てみると、意外なブランドが上位に進出していた。 そのブランドは、いったいどのような背景を持つブランドなのか。 今回は618の急躍進で注目を集めた中国スキンケアブランドを、トレンドExpressのクチコミ簡易分析をもって見てみよう。 大手外資ブランドの中に食い込んだ中国ローカルブランド これまでとは異なる雰囲気の中で終わった2022年の618。 そのコスメブランドは下の表に見えるように、多くが欧米系ブランドが占める状

クチコミ分析
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【column】消えたトップライバー。 中国ライブコマース、そしてマーケティングはどう変わる?

すでに中国におけるEC商戦の中心はライブコマースが担っていると言っていい。 中国のECデータシンクタンクである星図数据では618の成果分析において、5月31日20時から6月18日24時までのデータにおいても、ライブプラットホームによるGMVは1445億元と大きな数字を見せている。 しかし618期間中にはそのライブコマース業界に激震、混乱を生んだ。 618以降、中国のライブコマース、そしてマーケティング活動はどのように変わるのか、改めて振り返ってみたい。 618序盤に起こったライブコマースの波乱 すでに説明

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【column】静かに終わった618 その結果はいかに。コスメ業界を見る

中国の小売業界では上半期の山場が終了した。 直前まで最大の消費都市である上海が事実上のロックダウンにあったり、ライブコマースに関して大きな話題があった商戦だったが、ライブコマースに関しては別項に譲り、公開されているデータから冷静に2022年618の様子をみてみよう。 昨年越えとなったJD.comのGMV 上半期最大のEC商戦618は、すでに日本でも広く報道されているように、JD.comが3793億元を売り上げた(T-MallはGMV未発表)。   昨年を超えた数値となったがその伸び率は10.3%

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【column】人気番組で急拡大!周辺商品までも広がる中国キャンプブーム

中国の旅が変わっている。 日本でも広がっているキャンプが、中国でも急激にその人気を高めているのである。特に2022年5月は中国でキャンプへの関心が一気に高まった時期となっている。 そんな中国のキャンプブームを、トレンドExpressのクチコミ簡易分析を含めながら見ていく事としよう。 中国キャンプ市場、2025年には1兆元(20兆円)越えの市場に? 中国でキャンプが急速に人気を集めている。   中国のシンクタンク・艾媒諮詢の調査によると、中国におけるキャンプの中核的市場規模は2014年の時点では1

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【column】「ガッチリ系」メイクから「素顔」メイクへ。2022年の中国は透明な輝きがトレンドに

「中国の女性は、がっちりメイク」という認識が、2022年に入り覆されようとしている。 今、中国を席巻しているのは「素顔美人」。より淡いイメージのメイクが注目を集めているのである。 「素顔系」メイクはどのように中国で受け入れられているのか。中国ではやりの「素顔系」メイクとはどういったものなのか。 今回は中国で拡大している素顔でより輝くためのメイクトレンドをクチコミ簡易分析で探った。 「チャイボーグメイク」が過去のものへ。広がる「白湯メイク」 中国女性のメイクトレンドが注目されたのは2019年から昨年ごろだっ