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クチコミ分析
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【mini column】中国のヘアスタイル、流行のスタートは「動画」。同時に「韓流」の兆候も?

中国のオシャレ度はまさに日進月歩である。 もちろんスキンケアやメイクアップなどのコスメももちろんながら、ヘアスタイルにも非常に強いこだわりを見せつつある。 今回はこうしたヘアスタイルに関してのクチコミを見ながら、どのようにヘアスタイルを選んでいるのかを調べてみよう。 オシャレの多様化の中でヘアスタイルにこだわりも 中国の女性も男性もオシャレになっている。 特に北京や上海の大都市では、男女の別なくオシャレ度が上がっている。というよりは、オシャレがこなれてきているというべきだろうか。   それと同時

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【mini column】流行と流行り 中国コーヒーブームから消費の変化を考える

中国の消費は拡大をしているが、常に「成長」も続けている。 単純な量的、もしくはネームバリューに頼った消費から、消費者が自分の好みや必要に応じた商品を選び、かつそれを深めていくという消費である。 それを考えるものとして、今年2月の新店オープンによる中国コーヒー消費から中国消費者の消費嗜好の変化について考えてみよう。 世界の人気コーヒーブランドが中国発進出 2022年2月25日、上海市で長蛇の列ができた。 最長で6時間待ちといわれる規模の行列である。 それは中国最初となる「ブルーボトルコーヒー(中国名:藍瓶珈

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【column】分かれた明暗  中国ブランドにおける韓国コスメを考える

中国コスメ市場で韓国ブランドが光を失いつつある。少なくとも、一部のブランドは規模を縮小、もしくは中国市場からの撤退を行いつつある。 かつては「日本ブランドに先んじている」、「日本ブランドも韓国ブランドの戦略に学ぶべきだ」といった声が聞かれたほどであったが、かつて中国市場で一世を風靡した韓国系ブランドから、中国の消費者たちが離れようとしているのである。 こうした現象は中国SNS上のクチコミにはどのように現れているのだろうか。今回はトレンドExpressのクチコミ簡易分析から、中国市場における韓国ブランドの“

クチコミ分析
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【mini column】李佳琦が消えた? 羅永浩も後方へ? 中国のライブ、ライバーの行きつく先とは?

3.8婦人節においては、各ブランドの主戦場ともなったライブコマース。しかし、3月15日の消費者権益デーにおいて直接名指しをされた「悪質ライブコマース問題」。 すでに中国の消費者にも中国市場で事業を展開するブランドにとっても欠くことのできないものになったライブコマースだが、2022年の3月にはまた僅かな変化が見えてきている。 今回はそうした変化から、中国におけるライブコマース、そしてライバーの方向を考えてみたい。 巨大なGMVを誇るものの、その動きに注目 2月27日8時から始まった「天猫38女王節」の予約ス

クチコミ分析
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【速報】2022年の中国消費者権益の日 ライブコマースにおける消費者権益保護に施策も

2021年にはライブコマースの管理法案が発表され、中国マーケティング業界にも少なからぬ緊張感を与えた3月15日の「消費者権益の日」。それから1年経った2022年の同日イベントはいかなる問題が指摘されたのだろうか? 2022年中国におけるCCTV「315晩会」から中国マーケティングに関連するトピックスをピックアップしてみよう。 中国で拡大する「ライブ」に含まれる問題を指摘 1991年から始まった中国の消費者権益保護のための特別番組「315晩会」。そこで指摘されるテーマはそれぞれの時代背景を反映している。 2

越境EC
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【市場分析】2022年中国のスキンケアは「オイル」で決まり! 新しいトレンドをSNSで見る

スキンケア意識の高い中国の消費者。そのスキンケア手法も常に変化をしている。 2022年に入っても昨年とは異なるスキンケアトレンドが中国のメディアで取りざたされている。 それは「オイル・スキンケア」。 今回は中国のSNSをチェックしながら見えてきた、2022年に新トレンドとなりそうな中国のスキンケア手法を見てみよう。 常に生まれるスキンケアトレンド。最新の注目ワードは? 毎年のように新しいトレンドが現れてくる中国のコスメ業界。 スキンケアに関しても、2019年ごろから「成分党」と呼ばれる消費層が成長、ヒアル

越境EC
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【市場分析】2022年中国スキンケア界の新トレンド 機能性スキンケアで日本の商機はいかに

中国の化粧品業界で「功效型护肤」というスキンケアを指すキーワードが注目されている。 その指すところは「肌の悩みを改善するための機能を有し、その成分を含んだスキンケア化粧品」という事である。 日本とは異なり、医療と化粧品の間に明確な壁を設けている中国にあって、この新トレンドはその両者の間に存在しうる新たなセグメントとして注目されている。 今回は中国国内の産業レポートとクチコミ分析からそのトレンドの概要を追いかけてみよう。 新たに登場したスキンケアのセグメント そもそも「功效型护肤」を日本では何と呼べばよいの

クチコミ分析
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【クチコミ分析】 中国消費者スキンケアニーズの変化は? クチコミ分析定点観測で見えてくるトレンド

新型コロナウイルスからの立ち直り、そして新たな消費ニーズの誕生などから世界的な注目を集めている中国の消費市場。 特に日本ブランドを含めた世界のブランドおよび中国国産ブランドがしのぎを削っているのがスキンケア市場である。 ではこうしたスキンケア市場で、消費者のニーズにはどういった変化があったのだろうか? 今回は中国消費者の視点に立って、クチコミデータから中国のスキンケア市場のニーズ変化を見てみたい。 拡大するスキンケア市場規模。クチコミ件数も増加傾向 中国における化粧品市場、そしてスキンケア市場は成長が見込

インバウンド
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【インバウンド】 訪日リピーターアンケート Afterコロナの日本観光ニーズはいかに?

日本の街角から訪日中国観光客の姿が消えてから2年ほどが経過している。 この期間、中国消費者において日本への観光旅行への興味はどのように変化しているだろうか? トレンドExpressでは2021年12月に、訪日リピーターに向けて訪日観光の興味関心についてのアンケート調査を実施した(プレスリリースはこちら)。 そこには変わらない訪日観光への興味、そして変わりつつある訪日ニーズの姿が見られた。今回はその調査から一部を抜き出して見て行くことにしよう。 強い訪日意欲。その旅先には 今回紹介するのは、トレンドExpr

越境EC
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【mini column】大物の消えたライブコマース市場、その今後は?

中国の生活の中で「ライブコマースから購入する」という消費行動は、すでに浸透している。商品を生産、販売する企業の側から見れば、「ライブコマース」は、落とすことのできない販売チャネルとなっている。 しかし2021年、こうしたライブコマースに対して政府が明確なレギュレーションを設定し始めたばかりか、年末に至っては業界を揺るがせる大きな事件も発生。ライブコマースという場が徐々に変化を求められる状況に至っている。 それでは、この2022年はライブコマースがどのような状況に置かれ、企業は何を求められるのか、現在ある状